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新入学、入社、転勤など新しい環境を迎える方に「目立たない矯正」
入学、入社、転勤など新しい環境をむかえる方が多いこの時期ですが
当院でも、「目立たない矯正はありますか?」や「早く歯並びをきれいにしたいのですが」
といった問い合せが多く寄せられます。
今回は、「目立たない矯正器具」についてお話しします。
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目立たない矯正
「矯正器具が見えるのが嫌だ」、「周りに知られずに矯正治療をしたい」という方に
(1)舌側矯正(別名:裏側矯正)
リンガルブラケット(舌側ブラケット)と呼ばれる装置を歯の裏側に装着して、コントロールする矯正治療です。
歯表から矯正治療するよりも多少時間コストはかかりますが、まわりから矯正していることがほとんどわからないので、審美的にはすぐれている治療方法です。
仕事上の都合や、まわりから矯正器具を見られたくない方にはおすすめです。
ただ、話しにくい・口内炎ができやすい、などといったデメリットがあります。
矯正器具が舌に当たるので、どうしても最初は慣れるまで違和感があります。
慣れると違和感はなくなる方が多いようです。
(2)ホワイトワイヤー(白メッキをコーティングしたワイヤー)を使用した治療
近年は、ブラケットは白や透明なものを使用することが多いですが、ワイヤーについてはグレーのものが使用されています。
よって、どうしてもワイヤーの色が目立ってしまいますので、審美的に器具を気にされる患者さんも多いと思われます。
ホワイトワイヤーは、表からの矯正治療に適用されますので、舌側矯正と比較して治療期間・コストが少ないため患者さんへの負担が軽減できます。
白メッキは、調整を重ねるごとに少しずつ剥がれてしまいますので、同サイズのワイヤーであっても定期的に新しいものに交換する必要があります。
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今は矯正治療や装置の開発が進み、選択の幅が広がっています。
矯正歯科を専門に行う歯科医師の立場からその方にあった治療法と装置、『メリット』『デメリット』を丁寧にご説明します。すぐに治療をはじめなくても、将来に備えて相談だけされる方もいらっしゃいますので、お気軽に声をかけて下さい。
こうの歯科・矯正歯科
院長 河野信也